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すふぉるつぁんど

主に魔法少女育成計画について書き残していくブログです。基本的に生き残り魔法少女は全員熱烈に応援しています。平気でネタバレをやります。

ととやままもりと生活(ACESネタバレ)

ACES
 
ACESシャドウゲールに関してどういう感想を残せばいいかまだ判断がつきかねているのですが、こういう精神状態なのもACES読了後すぐしかないかなと思ってきっぱり書き残すことにしました。
ACESのシャドウゲールの活躍についてです。怒りの前半です。
 
当然のごとく以後ネタバレです。
 

 

 
restart護、limited護、JOKERS護、ドラマCD護、ACES魚山が世界に同種別個体として存在しているとして。
つまりは別の時間軸から各々ピックアップしてきた5人の魚山護です。並べます。「シャドウゲールとの体格差」が一番大きいのはrestart護でしょうか。それともシャドウゲールも魚山護と一緒に成長しているのかな。それはそれですごいことになる。
 
 
restart護
護というキャラクターとしての初登場です。この護を全ての護の基準とします。
restart護は緊張しています。生活のほぼ全てがデスゲームのもとにあるので当然です。ちょくちょくお嬢に遊ばれたり、からかわれたり、本当は歩けるのにひたすらおんぶさせられたりと忙しい。理科準備室でイチャイチャもしていました。部屋に焚き染められた「庚江の香」って一体なんなんでしょうか。気付いたら自分から庚江の匂いがするようになってる護。最高か。
さておき100人試験の記憶も蘇り、ゲロり、プフレ撲殺未遂事件も起こし、生還しつつも自分がやってしまったことに関してはきっちり後悔しています。一瞬プフレを殺したと誤認していた時は全てが終わったと絶望していたらしいですが、まあこの段階ではそんなこともあるよねという感じです。
restart終了後は布団で寝込んでいました。多分普通に元気だった庚江が異常なだけで、正常な反応です。
 
 
limited護
のんびりしています。プフレがしでかした悪行に一切気付いていません。クソ寒い中庭にお嬢様のために紅茶を届けに行き、「どうぞ」と許可されてから椅子に腰掛ける等々、従者としての礼節を守っているところはかなりポイントが高いです。
庚江にいいように使われています。ゴーグルの改造、明らかにまっくろなことに加担させられているんですが、その辺も嫌な予感程度ですませているのが護はのんびりしてるなあという印象です。
庚江/プフレがやっていることを薄々気づいていながらも信じたくなかった、というのが聞き流す態度の裏側にあるのかもしれません。穿ち過ぎです。
とにかく彼女はrestartを越えた平穏のもとでのんびりとしています。平和です。重要です。
 
 
JOKERS護

バイ子です。restartでちらりと見えた、護の妙なところことプフレを失って絶望するところが思わず脳裏によぎります。お嬢がやりすぎた時、責任を取るのを自分にさせようとしています。平気でスノーさんに私を殺してくださいとか言います。言われる側ことスノーさんの気持ちにもなってほしい。

病んでいるかといわれればそうなのかもしれません。いや純粋な感情の行きついた終着点なのかもしれません。庚江が知ったら間違いなく怒るでしょう。
JOKERS護はずっと守られる対象だった立ち位置から一歩踏み出した印象です。守られる側から守る側へ。
 
 
ドラマCD護
平和です。100人試験の記憶もなく、二度目の殺し合いにも巻き込まれておらず、ただの平凡な魔法少女として自分を認識しています。
自分がいる場所が夢の世界だとなかなか気付かなかったり、お嬢が更生する可能性を夢の中で夢見ていたりと、少し思考のゆるいところはありますが、平和なのでそれもまあ仕方なしです。
ドラマCD護はお嬢に対して一番「従者らしくない」態度をとっています。いつもなら口にしないような、わりと無礼寄り(プフレが一言ツッコミを入れるほど)の発言もぽんぽん飛び出します。
独白で毒づけないというメタ的な理由もあるでしょうが、あの時間軸の護は中3-高1程度の精神年齢なこと、及び夢の中だからということで多少無礼講な空気なことが原因となっているのではないでしょうか。
理想のメカシャドウゲールと協力し、お嬢を動揺させることに成功した優秀な護。えらい。炒飯とフカヒレスープが好きらしい。かわいい。
 
 
ACES魚山
ACES魚山は端的に言ってぽんこつです。どこから挙げていけばいいのかわかりませんがやることなすこと常軌を逸しています。
 
  •  JOKERS護が「プフレはこれから私がコントロールします」と宣言し、スノーさんに「記憶がなくなっても彼女の本質は変わらない、また同じことをするだけなのではないか」とド正論で返されても「私がそうはさせません、失敗したら私を殺せばプフレが止まるのでそのようにしてください」と強気で押し切ったにも関わらず、ACESプロローグではプフレをコントロールする気配の一切がない。どうしようと策を考えてもよい手段が思い浮かばず(ぽんこつ)、挙句の果てに上記の契約を持ちかけたスノーさん本人にどうすればいいか相談しようかと考えている

 

  • このまま誘拐されているとプフレが無茶をする→スノーホワイトがそれを知る→JOKERS護の交わした約束によりシャドウゲールが殺される と理解しているにも関わらず、それ以降の行動の全てに自分自身の命が危険であることへの焦り、切迫感が見られない

 

  • パトリシアを殺したであろう敵の一員で、かつパトリシアの固有魔法アイテムである手錠を使わせることで戦力を削いだ張本人ことアーマー・アーリィを騙してテレビを運び込ませることに対して良心が咎めている

 

  • パトリシアを(略・同上)アーマー・アーリィと小学生の頃の人小路庚江を重ねて見ている

 

  • パト(略・同上)アーマー・アーリィに対して「ゲームの協力プレイ」を提案

 

  • ゲームの協力プレイに熱中して時々自分のおかれた状況を忘れる(同じ日同じ世界でプフレは記憶を推測で取り戻したのち激怒のほほえみを見せ明らかに無茶する気持ちでいっぱいであり、スノーホワイトはプフレが主要因となって失った盟友リップルがさせられたことを目の当たりにし、リップルは二人殺して絶望しスノーホワイトの元を去る)

 

  • 脱出に向けゲーム改造を試みるためにゲームを破壊しようと考えるも、パトリシアを(略・同上)アーマー・アーリィがゲームの内外で親切にしてくれたことを思いかなり躊躇する

 

 

おかしいです。さすがにおかしいですよ!どうしたんだろうかすごく心配です!

restart護と重ねれば「身近に死があるのにそのことに緊張した素振りも見せないこと」が明らかにおかしい。

limited護・ドラマCD護の頭のゆるさはACES魚山とかなり被るところもありますが、護二人については平和な状態のゆるさなんです。拉致監禁された状態で日常時の思考レベルになるACES魚山のはどう考えても異常です。

そしてなによりJOKERS護。JOKERS護です。JOKERS護とACES魚山の思考のブレはものすごいことになっています。「私がそうはさせません」!ノープランで言ったのかこれまさか?「なにかあれば、私を殺してください」!自殺願望でもあるのか!?明らかに「お嬢を守る」ことを意識していたJOKERS護と、守りたい、守ろうという意識の一切かけらも見当たらないACES魚山は本当に同一人物なのか??
 
 
さすがにおかしいと思います。性格がおかしい。歪んでいます。restart-JOKERS護、三人の護がしっかりとつながった一個体であることに対し、ACES魚山はひとりズレにズレて、頭の中花畑で、敵と守りたかった存在を重ねている始末です。
 
これが本当になめらかな流れをもって繋がった同一個体「魚山護」だったら護は自殺願望持ちの精神を病んだぽんこつだって線でいくしかない。絶望だ……
 
 
追記:
9/15当初はそんな風に思っていたんですが、「どちらかというとrestartの魚山護こそがイレギュラー側であり、のっこちゃんの魔法に晒されていたりなんなりした影響下で比較的言動が引き締まっている」というコペルニクス的転回言説を人から賜り、なんだかんだ異常にしっくり来たので魚山護の長所として死ぬほど人が良い(というか万物に同情的になってしまう)という性質があったんじゃないかなあとぼんやり見ていました。あの人小路庚江とツルめる魚山護、異常人物であることに間違いはないので(断定)、その異常性がそこに発揮されていると考えたら自然。