すふぉるつぁんど

主に遠藤浅蜊著「魔法少女育成計画」シリーズについて書き残していくブログです。

F2P3話感想

 

ファンブック読みました!

魔法少女育成計画オフィシャルファンブックの発売が9/17に過ぎ去った今日ですが、毎日のようにファンブックを読み返しては至福の溜息を吐いています。いや~情報量が多すぎる。

 

魔法少女育成計画FANBOOKも魔法の能力詳細説明等においてはまほいくファン必携の一冊であることに間違いはないのですが、オフィシャルファンブックのほうも諸々のところで必携な一冊になりそうです。主にまほいくミュージアムページとか。人間体公開とか。ラーメン双龍伝とか。あと示唆された人間関係とか。

魔法能力の詰めについてはそんなに新しい情報は無かったですね。ACESの子の細かい魔法能力設定とか知りたかったんですけど、そこは残念かなー。にしても十分以上に豪華なんですけど。

 

あれを一つ一つ感想を書いていくなんてことをしたらまず間違いなく文字数がえらいことになってしまうのと、何よりも確実に興醒めだろうと思うので、適度に言いたいところだけ言いたいように感想をまとめておこうかなーと思います。後日。

再度書くことには言いたいところだけ言いたいように書きます。絶対全部について書いたりしない。さすがに。

 

というわけでF2P3話感想。猛烈な勢いで魔法少女が口に詰め込まれるので日々が魔法少女色です。

 

追記:ウェンくんのふわふわ日本語について多少書いたり修正したりしました。

 

 

 

3話:

konomanga.jp

 


今回はそうびっくりするようなことや魔法少女の脱落などもなく、一旦展開のスピードを緩めて気になっていた色々な事項を教えてくれた回でした。結界についてはなるほどねーという感じ。

結界の再設定が終わったということは3話は1話から48時間経過……かな?ここはちょっと曖昧。まあ2日(近く)も経つと慣れてきたもので下崎さんもわりと馴染んでますね。この辺りに関しては馨の姉こと黒髪お姉さんこと晶さんの思惑の下にあるっぽい。

 

晶さん!雰囲気に合った良いお名前。このきょうだいはどちらも中性的な名前をお持ちですね。これで晶さんも元男だったりしたらちょっと自分が自分でいられるかわかりません。何も信用できない……。

性別についてもう一つ言うとするとウェンの性別がどっちか未だにわかっていないあたり。ここまでくると意図的にやっているんじゃなかろうかという気がしなくもないです。水琴もベリーショートだし色々中性路線を行くレジスタンス達です。

ところで晶とウェンはどことなくいい感じです。ウェンと下崎さんもわりといい感じです(嫌いという感情も人間関係)。1話ではセラセラとルルが、2話では下崎さんと馨もいい感じだったので人間関係が錯綜しています。まほいく序盤のこういう「積み上げ」行為はジェットコースターがじわじわ上昇している気分になって非常に楽しい。

 

 

本題の結界について……の前に、レジスタンス側の人数について。結界の効果説明会で芽留兎一人の不在についてしか言及しなかったり、「水琴や芽留兎にも」と言っているあたりからレジスタンスの総数は現在出ている人数(ステラ・ルル/セラセラ/メルティペイン/ウェン/晶/マスコットキャラクター)の6人で〆でしょうか。

晶が「魔法存在」に含まれるのか否かはまだわからないけど、ただの人間に対してウェンが大事な鍵を預けるとも思えない……かな?そこはどうだろう。ウェンはほぼほぼ「魔法使い」でしょうから、自身も非力ながらにして鍵を持つことにしたようですし。

 

晶とウェンのふたりかなぁと思っていたレジスタンス上層部はどうやら晶馨ウェンの三人構成のようですね。

宝石が渡されたからにはアルマ脱出のためには宝石が破壊されなければならないですし、破壊されたくない馨晶ウェンは死に物狂いで抵抗するでしょうし、そうなれば投降を選ばない限り殺されるか殺すかでしか話が収拾しない気もしますが、まあどうにか生き延びて欲しいです(いけしゃあしゃあ)

 

 

で今度こそ本題の結界の話です。かなり高度なもののようですね。

結界の上限人数とは「中にいる魔法存在+1」というものらしいです。これが1話を経て+2になるのかな。(追記:多分これ『中にいる魔法存在』の上限数を+1したと読んだ方が正しいですね。そうなると二話でのメルティペインがあっさり殺した侵入者がなぜ限界に達した結界の中に入ることが出来たのかという重大な問題が発生するんですが、そこはまあ、『結界の再設定』がどのように進行するのか、どこで設定が完了するのか等がこちらに明かされていないだけにある程度は苦しいながらも抜けられる範疇かな。そもそも全部がアルマに見せつけるだけのお芝居だったという新説をぶちあげることもできます)

レジスタンス側には調べに来た魔法の国の人を潰すだけ以上の目的があるような気がします。結界を無視する魔法も無視するって相当だなあ……。

「逆に言うと一人では戦わないこと」というウェンの付け加えた一言、いまのところレジスタンスの誰も守ってなくて可哀想です。がんばれ……。

 

この件についてフレデリカさんが関われないことが公になったところで、結界破壊のトリガーとなるらしい3つの宝石がウェン、馨、晶に配布されます。誰のから壊れるかちょっと予想がつかない。全員結構な重要人物のように思うのですが。

 

サタボーン師の開発した新技術を僕なりに改良して組み込んである」というウェンのお言葉はなんとなくこのF2Pの時間軸がlimited以降であることを予感させますがそうなると絶対人事云々にあの人が絡むので勘弁してほしい。JOKERS以降って感じはなんとなくしないんですがどうかなー。

勘弁してほしい。というわけで下崎さんがぽんこつムーブを繰り広げているところを微笑ましく見守ったところで(レジスタンスの人々が何を考えているのかよくわからないというのは読者に一致した視点だと思うし、それに付随して思考と行動がぽんこつになるのも仕方ないことかなという気がする)、話は研究部門のジューベさんのほうに移行。F2PはF市側と魔法の国側でそれぞれ動いていく話になるのかな。

 

総じて魔法の国側の人の雰囲気が好みなのでたいへんです。一瞬出てきた眼鏡っこが2話で名前だけ登場した「オリガ」さんでしょうか。

確定枠の本日の新規魔法少女は監査の捜査員ちゃんこと「ファン・リート・ファン」さん。中華っぽいモチーフがとてもかわいい。とてもかわいい!

こういう一見して寡黙仕事できそう系魔法少女の中身が本当に寡黙仕事できそう系だった例はほとんどないのがまほいく魔法少女の一筋縄ではいかないところなんですけどどうでしょう。多分この人もだめだと思います(安易な決めつけ)

 

ここまでで人事監査研究の三職が出てきたわけですが、外交のほうは関わってくるだろうか。ジューベさんはデスクワーク担当っぽいので現地には赴かないだろうと推定して、研究の追加要員が来るか、それとも人事からやってくるか。とにかく限界人数が+2に設定されるからには2人で現場急行するのかなという気がします。(追記:ふたりぐみ魔法少女煩悩なのですぐこういう思想に至りますが多分まだ一人ずつ入ってくるんじゃないかなとおもいます)

 

 

3話の好きな顔はジューベさんの「監査部門とは訳が違うよ」のところです。この人の椅子に座ってて頭が切れて非戦闘員で性格良くなさそうなところ見てると類似した顔が頭に出てきて手が震えるので勘弁してほしい。

 

キャッチコピーの「死をキャンセルする魔法」については焦らされているような気がしますが次の4話の更新日はびっくり9/27。3話飲み込む前に次が来る地獄のまほいくわんこそばが始まろうとしています。なんとアニメも始まる。すごい。以上。