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すふぉるつぁんど

主に魔法少女育成計画について書き残していくブログです。基本的に生き残り魔法少女は全員熱烈に応援しています。平気でネタバレをやります。

アニメ2話感想

 

アニメ2話見ました! やーー良かった! というわけで魔法少女育成計画がいよいよ始まりましたの2話感想。きちんと警告しておくことには原作読了者対象です。

 

 

アバン

 

ルーラ様が初登場。このトンチキな曲はルーラチーム……というかルーラ様のテーマソングみたいなものでしょうか。憎むに憎めないルーラ様の性質がよく現れてていいなーはやくサントラでゆっくり聴きたいなー。アニメだと存命時にしか聴けなそうだし……。たまはかわいい。たまはいつでもかわいい。

 ところで地べたに座る魔法少女総じて背徳的で目に優しい。スイムがさり気なく正座しているのが今日の芸コマポイントその1です。

 

 

何より言うべきはチャットルームの魔法少女達。ちまちましていてひたすらかわいいですね。あの空間に16人が揃うことはありえないと言う事実が悲しい。

今回チャットルームにマジカロイドが不在だったことには理由があるのかな? スノーホワイトと完全に初対面にしたいとかそういうあたりでしょうか。

 

Aパート

 

リップルリップル! 1話での登場は控えめでしたが、2話Aパートを回すのはとにもかくにもリップルです。息をするように舌打ちする人だなぁ……。

トップスピードとのあれこれ(「鬱陶しいのが来たから~」)から、初めてのレクチャー体験、そしてカラミティ・メアリとの確執は本来ならば別々のシーンなのですが、回想として混ぜつつ自然に構成を変えていて唸ります。

 

はじめての「カラミティ・メアリに逆らうな(略)」はリップル対象のセリフとして飛び出ました。ルーラ様の回想でも使われるのかな。どうだろう。

にしてもメアリの声好きだなー!メアリが歩くと靴がちゃりちゃり鳴るのも非常に好き。リップルの下駄の音も好きですこの辺は本当にアニメ万歳という感じ。

 

 

そういえば地味な変更として、メアリのセリフが「ファヴの顔立てとくよ」から「あんた(トップスピード)の顔立てとくよ」に変わっていました。関係性が深まって良いと思います。なんだかんだ言って結局発砲することには変わりないんですけどねメアリ。

ここで発砲に反応するしない、受け身を取る取らないあたりでリップルとトップスピードの身体能力差が自然に描かれたのもいいなぁ。魔法少女の間には戦う魔法少女と戦わない魔法少女が居るということが言葉にされないままに伝わってくる気がします。

 

掠り傷についての「変身解けば治るわ」というセリフは、ああ変身解除しても治らない傷があるんだなぁとごく自然に視聴者に伝えてきてとても良い。

トップスピードに8週間という期間の長さについて言及させたり、「人間相手ならともかく魔法少女相手だと死ぬこともある」と言わせたり。この辺りのセリフ全部マジカルキャノンガールに繋がってきそうなのがつくづく良い……。

 

 

「その剥き出しの刃物みたいな感じが昔の俺そっくりだからさ」の口調が何となく暴走族時代の室田さんを思わせるなーというアニメならではの感慨はそれとして、さて今週の細波華乃さんについて。

1話アイキャッチでもちらっと書きましたが、やはり華乃の家庭環境周辺はわりに大きな改変が為されているような気がしますね。母親からメッセージが来ていたり、父親が心配していたり。この父親は本当の父親なのかそれとも。とりあえず原作通りの点としては一人暮らしはしてそうなんですけど。

 

Bパート

 

火事場から老夫婦を救出し、初めて「人の命を救う」体験をしたスノーホワイトラ・ピュセル。こういうアニオリの追加描写は魔法少女の活動が分かりやすく伝わって来て嬉しい。にしてもラ・ピュセルはさり気なくわりと危なっかしいことしてるなー。

しかし厳密に言えば、スノーホワイトが人の命を救ったのはこれが初めてではありません。スノーホワイトに会ってなければきっと思い詰めた鳩田亜子はそのうち死んでしまっていたでしょうから。

 

鳩田亜子の命を救った、1話中で10秒ほどで片付けられたごくあっさりとした人助け。それこそが後々のスノーホワイトを変えていくわけなんですが、そんなことは今の小雪は知る由もありません。

2話のこのアニメオリジナルの人命救助描写で、1話での亜子を助けるシーンがまた一つ味わい深いものになったような気がします。

 

 

というわけで(?)以後、夜の住人ねむりんが大活躍。ねむりんは本当にかわいいなぁ……。

「夢の世界」の絵本的空間はコミカルで愛らしいんですけどちょっとだけ不気味で、それがまた夢らしくて好き。夢の世界が色々な常識を超越している空間なこともわかりやすく伝わってきますし、その世界で自由に行動できるねむりんがある種のヤバい魔法少女であるのも明言されずとも何となく理解できます。

 

「街を壊し人を傷つける悪い怪獣めえ! 魔法少女ねむりんがやっつけてやるう!」などなど、原作で特に気に入っている描写やセリフが落ちずに残っているとあ~~アニメになったんだ!と今更興奮します。2話は結構そういう要素が多くてそれも楽しかったなぁ。ねむりんビームかわいいぞ~。

何度も思うことには原作をなぞることとアレンジを加えることのバランスを取っていくのが非常に上手いアニメだと思います。ねむりん周辺の改変は本当に、上手いとしか言いようがない。

 

 

ねむりんとの別れを呑気に惜しむ魔法少女達のチャットルーム描写は、ああ(落ちるための)階段を登っているなぁ……としみじみ感じました。描写を積み上げられている。ルーラ様チームの描写なんかも挟まれたりして、いい具合にキャラクターが掘り下げられていっているなーと思います。

スノーホワイトがキャンディ数トップであることについて「おめでとう」とお祝いするクラムベリーが一瞬演奏を止めるのは今日の芸コマポイントその2。

 

当たり前なんですが自分は、ねむりんが死ぬことを知っていました。知っていたからこそ、あのチャットルームでのやりとりはとてもうすら寒くて恐ろしいほのぼのシーンでした……。そんな会話を経て、「じゃあさよならぽん」の一言と共にねむりんがチャットルームから削除された時は、あー死んじゃった、と当然がっくり落ち込んだのですが……

 

「はぁ。これでもう変身できないのか」

「まだできるぽん。魔法少女の資格は今夜12時まで有効なんだぽん」

 

うああああこんなアニオリがあって良いのか。褒めてます。褒めてます!

いやーー愕然としました。ねむりんが死んだと思ったら生きてた……そしてこれから死ぬのです。つまり先程の「ねむりんが削除されました」の時の落ち込みよう以上の、大きな「落下」がアニメの展開として用意されているのです。

それを理解した瞬間ゾッとしました。あーー怖かった。原作読者用に作られた二重底落とし穴と言われても信じる。本当。

 

 

だってここで「ねむりんの冒険」後編パートを持ってくるなんて、想像もできなかった……。

 

魔法少女育成計画」のストーリーに大きく関わってくるこの夢の世界でのやりとり。

 

「あなたがお姫様になるのはダメかな?」

「私が……お姫様に……なる……」

 

をやっておいての、「時間だぽん。これで全部さよならだぽん」というファヴの言葉。そして三条合歓の死です。二重底落とし穴の落下距離ちょっと殺意高すぎじゃないですかね…………?

合歓の死を受けての彼女の母親のリアクションは、無印には完全に存在しなかったもので、しかし「家族に愛される娘」という設定があるためほぼ確実に有り得たもので。原作の淡白な文章の裏側に確かに存在した、今まで認識していなかった「人間が死ぬこと」の重さを、アニメという媒体で思いっきりぶつけられました。

 

はー泣いた。怖いと悲しいが混じって泣いたので初見時はテンションがぐちゃぐちゃでした……。何が怖いって、これがあと十数人分続くことが一番怖い。後10話果たして力尽きずに魔法少女育成計画についていくことが出来るのか。ちゃんと食事して運動して気力を養いつつがんばりたい。

 

 

ちょっと余談として、あの衝撃的なねむりんの最期の十分間について思っていること三つ。

 

まずは坂凪綾名さんの存在をここで出してきたこと。スイムスイムが一人結果発表を待たずに帰宅(?)している描写から、2話の段階でスイムスイム=坂凪さんであることを初見視聴者的にも推理できそうですね。メタい話をすると声も声だし。

 

ということは、実はスイムスイムは小学生だったのだー!というびっくり種明かしは音楽家さんより先に視聴者が知ることになりそうかなー。

この辺は音楽家の死周辺にかなり根深く関わってきそうで、もしかしたら結構大きめの改変が有るかもしれませんね。音楽家のあのシーンは、どう料理されるのかがトップクラスに楽しみなイベントです。

 

 

もう一つ。それは無印本編には全く関係が無いのですが、ねむりんが夢の世界にいる状態で死を迎えたこと。これは本当に良いですね!

この描写は、三条合歓の死後ねむりんが夢の世界に残留思念的に漂っている事実への良い理由付けになりそうでとても嬉しい。何が嬉しいってアニメ側がrestart以降の作品展開を意識している気がすることです!こればっかりは気のせいと言われても一人で勝手に信じるぞ。

 

 

あと一つ。ルーラ様の「最期の十分間」が今からほんとあー怖い。ねむりんの時は結果発表を見ずに帰ったスイムスイムが次回はどういう振る舞いをするのか、それは楽しみです。

余談の余談ですが、あの辺のシーンでの、双子の「嫌なやつがいなくなった!」「偉そうにしてるやつがね」というセリフについて。無印を初めて読んだ時に恐らく一番最初に読んだ魔法少女のセリフとして結構印象的に記憶しているので落ちてなかったらいいなー。

 

 

はい以上。3話もとてもとても楽しみだー!

こぼれた話ですけどねむりんと三条合歓の声の使い分け非常に好きです。人間体で少し声が違うと嬉しくなります。後はオフィシャルファンブックであらかじめマルイノ先生絵の三条合歓や坂凪綾名を見ていたので、あああのビジュアルがアニメだとこう翻訳されるのか―というのが感じられて非常に良かった。合歓さん眉剃ってなかったー。良い。今から双子の目付きがどんなふうになっているのかが気になります。