すふぉるつぁんど

主に遠藤浅蜊著「魔法少女育成計画」シリーズについて書き残していくブログです。

F2P7話感想

 

今日は魔法少女育成計画F2P1巻の発売日ー。と言ってもまだ買えていません。クリアファイルもブロマイドも両方かわいいですね。アニメ放送中ならではの無印とのコラボはなんというか新鮮。

 

 

個人的には扉絵4人以外のカラーイラストが喉から指くらいが出る程度にはほしいなー色が見たいなーと思ってますが、いつかきっとフルカラーで全員拝めることでしょう。拝めたらいいな。激動の7話感想です。

 

 

「この町の平和を乱すヤツは…ステラ・ルルが許さない!」という一話以来のルルの決めポーズから始まる7話。この絵図を見た瞬間に「魔法少女育成計画 16人の日常」に収録されている短編「魔法少女のお約束」を思い出した方は多いのではないでしょうか。自分は思い出しました。

人に見られても別段恥じらったりしないあたりのルルのアレ具合がすごい。ルルのアレ具合は本当に凄い。なんと魔法アイテムを貯め込んでいる。あー殺して奪ったのこれ、、これ全部か、、

 

「この町の平和を乱すヤツは~」の顔と「ごめんね」の顔が平然と両立する極悪魔法少女、ステラ・ルル。彼女が1話ですぴのんを殺すことになんら躊躇いがなかったこと、2話にてすぴのんを殺した後ごく自然に彼女の魔法のヨーヨーをはぎ取って自分のものにしていたことなどの理由がここで明かされます。複雑すっきり。

これ、これを見ると、あーもしかするとルルは以降鉄扇で戦ってくれるかもしれないなぁという期待と怯えが出てきます。あれも多分「魔法のアイテム」ですよね……。

 

 

「魔法アイテム狩り」的存在は、魔法少女育成計画を読んでいて誰もが一度は考えた存在なんじゃないかと思います。主にピティ・フレデリカのアイテム強奪ムーブなんかを見ていると特に。そんな邪道禁じ手的存在がひょこっと出てきちゃうあたり「スピンオフ」なんだなぁとしみじみ。はたしてステラ・ルルの初期装備っぽかったアイテムがどこまで初期装備なことやらです。

 

一つ気にかかること。それはファン・リート・ファンさん(故人)とステラ・ルル(とメルティペイン)の力の差は歴然だったということ。いやまあ殺されてるんですけど。何が言いたいかというとルルはあんなに魔法アイテムを貯め込むほどには強そうには見えないんですよね。

結界内でこっそり魔法少女存在を生み出しては初心者狩り的に殺す魔法アイテムブロイラーの存在が見え隠れ。見えない。

 

 

シーンが移ってジューベと監査の偉い人サイドのオトナな会話です。この監査の偉いひと、デコ出しだったり、細瞳孔だったり、眼鏡だったり、ジューベさんをギロッと睨みつけたりして、そして監査所属ということもあり……わりとあの魔法使いのことを思い出すなぁ……。

この人を見ているとF2Pの時系列が一層のこと気になるようになりました。魔法使いって大体みんな短気だな。

 

まあこの二人が協定を結んだことでジューベさんの次なる目標「人事と外交を関わらせない」ことが達成されようとしている……のかな? 「私達は――…いいパートナーになれそうだね?」が当然ながら今週の好きな顔です。

 

しかし外交はともかく、アルマが確実に被害者として関係している人事は首を突っ込んで来そうなものですが。

人事は基本ロクな人物が居ないので、事件に関わられないに越したことはないですね。越したことはないんですが、確か探ってほしくない人間がいる類の事件には積極的に首を突っ込んで面白い立ち回りをしたがる人物が……人物が……人事部門に……。

そろそろこの辺で無駄に心をすり減らすのやめたいので時系列確定はやく。

 

 

ジューベさん、ファンさんの死を本気でどうとも思ってなさそうです。あーやっぱり魔法の国側魔法少女の他所属の死に割とドライなところ好き。彼女は輪をかけてその傾向がある気がします。

今のところ上手いこと好きなように話を進めているジューベさん、それはそれで怖い。どんな権謀術数大好き人間だって作中で一度くらいはピンチに陥るのが魔法少女育成計画の常なので、勝ちっぱなしというわけも行かないだろうなぁ……。「反乱軍は一週間以内に魔法の国あるいは魔法使いに何かを呼びかけるつもりはない」という青文字が見せる、反乱軍側の真意がやっぱり早く知りたい。

 

この人が「死をキャンセルする魔法」を強く求めるのはただの興味本位なのかそれとも。

 

 

そう死をキャンセルする魔法です。死をキャンセルする魔法! 今週はその辺りの話がついに動いたー。面白いなぁF2P。面白すぎてちょっとずるい。

なんやかんやあって自分を舐めたアルマが投げ出した自分説明書が水琴の手に渡ったことによりアルマの目的が「死をキャンセルする魔法少女」であることが露呈。はーこのぽんこつムーブ。「私このままだと家賃払えない!」というセリフも見事にまほいく魔法少女。いろいろなぽんこつ魔法少女の顔が頭に浮かびます。

 

まあアルマはちょっと複雑な立場にあるので、動揺して言動がブレブレになっても何らおかしくない……かなぁ。なんだかんだですぴのんさんともほぼほぼ初対面ですしね。「ここの人たちにも死んでほしくないしなぁ」という、ぽろりと零れた言葉はきっと彼女の本心なのでしょう。

 

 

で!なんと「死をキャンセルする魔法少女」はセラセラである!? ということがアルマに明かされまして7話は引き。毎回次回が気になってましたけど今回の気になり方はもうすごい。そんな時に限って次回更新が11/1です。あーー楽しみ。

 

セラセラ。セラセラ! 意識もしていなかった(というか晶さま魔法少女になったら絶対かわいいよ~~というところに意識が極度に集中していた(ぽんこつ))……。そういえば彼女の実名の「ミコト」は「命」と読めますが。チャックモチーフな彼女がどういう風に「死をキャンセルする」のか全くわかりません。

そも彼女が本当に「死をキャンセルする魔法少女」なのかどうか? というところも謎なので早く11月になってほしいなぁ。

 

以上。F2P8話が来る前に16人日常感想をさっくり(さっくり)まとめたいなぁとぼんやり考えています。いやファンブック感想が先かな。書きたいものから忘備録的に書きます。