すふぉるつぁんど

主に魔法少女育成計画について書き残していくブログです。基本的に生き残り魔法少女は全員熱烈に応援しています。平気でネタバレをやります。

breakdown7話感想

 

 breakdown8話読みました! 魔法少女間のギリギリ限界人間関係やら突然出てきた何やかんややら謎が解かれる気配やらで次回更新が楽しみだなあと思うことしきりなのですが、今回は一ヶ月遡っての7話感想です。

 やっぱり追いきれないなー。とりあえず再読も兼ねてさくさく感想書いていけたらいいなと思います。以下7話分感想。

 

 

 今回アグリチームがチェルシーを除いてほぼ全く表にでてないのでその分5人の魔法少女については書くことが少ないですね。逆に5人以外枠についてのほうが多い。まあそういうこともあります……。

 

ミス・マーガリート


 マーガリートさん本当に魔法使わないな! いや8話のあれは使ったと考えてもいいのだろうか……ともかく7話段階だとマーガリートさんの魔法お披露目とはいきませんでした。これはかなりかなり殺傷能力がすさまじそうです。いざ本気で魔法を使うとなったら結構即死くらいの勢いになっちゃうお人なのかな。

 

「簡単でなければ勝てるか?」
「せめて『殺してもいい』のであれば」

 

 チェルシーとの無言小競り合いを終えての推定マナさんとのこの会話、パム様追悼会での「せめて大気圏外だったらここまで戦力を縛られることもなかっただろうに……」を思い出しました。かっこいいなー手加減するほうが難しい人達……。

 

 お預けにお預け食らってるマーガリートさんの戦闘楽しみなことこの上ない。マイヤとられ子の立ち振る舞いの類似と似たような感じで、マーガリートさんの戦闘スタイルにこれまで描写されてきた羽菜さんのそれとの類似なんかがあったりしたらとても嬉しいです。とりあえず最後のアグリチーム外5人魔法少女であるところのマーガリートさんにはがんばってほしい。

 

ドリーミィ☆チェルシー


 ここまで強かったのかチェルシー! 非戦闘的魔法少女三人は伸しちゃえても、マーガリートさんと接敵したら流石に捻られるかなーと思ってたらかなり真っ当に真正面から強くてびっくりです。

 こんなに強いともう魔法少女として普通に食べていけそうな気がするんですけど、やっぱり身体能力だけじゃなんともならない世界なのかな。精神的にはわりと元は軟弱ですしねチェルっち。騙し騙されとか似合わない感じの。魔法自体は物理方面外に融通効くってわけでもないしなあ。

 

 しかし歴戦のマーガリートさんをして「私の知るどのような戦い方でもない」「魔法少女歴及び身体能力は私以上だろう」と言わしめるのは本当にすさまじいのではないだろうか。「人差し指と中指を立て、残りの指は握った。満面の笑顔、そして両手はピース――即ちダブルピース」みたいな地の文引っ提げて戦う魔法少女いっぱい居ても怖すぎるので未知の戦い方であることはそりゃそうだなって感じですが……。

 彼女の魔法紹介「ステッキで星をあやつれるよ」のステッキ要素は既に消し飛んでる気がしますが、もうステッキは所持しとけばいい程度に形骸化してるのかな。

 

 チェルシーの魔法は(推定)物理能力のみとはいえ、しかし非常に便利なことに代わりはありません。彼女は7話にてはっきりと見えないサイズの星の上に乗り宙を飛び、そして同時に別の星を操って7753のゴーグルを弾き飛ばしました。複数の星の同時操作が可能であること、星のサイズがかなり小さくても問題なく操作が可能であること、これらはかなり強い武器になるのではと思います。

 

 もしチェルシーが7753のゴーグルを飛ばすのではなく7753の目に星を突っ込むとかそういう方向の攻撃をしていたら……みたいなことはあまり考えたくないですね。しかしゴーグルを任意の方向に弾き飛ばすだけの行為が可能だったチェルシーなので、やろうと思えば恐らくそれくらいの攻撃は可能だったのでは。こわい。

 さすがにもしチェルシーがそんなことしたらマーガリートさんが即殺す方向にシフトチェンジしてたと思いますけど……。チェルシーがもしも他者に殺意持ったとき、マーガリートさん以外の全員は本当に簡単に殺せちゃいそうなのすごい。今のチェルシーは何をしでかさないとも言い切れない歩く爆弾なのすごい。

 

 彼女の洗脳後精神状態、思ったより危険そうでひやひやです。シェパーズパイくんがメリーを呼び捨てにするだけであの激怒っぷり。これもういつ誰がどうウッカリ殺されてもおかしくないような……メリーも大変な人に好かれてしまった感。

 

らぶみー恋々


 不在。

 7753のゴーグルを弾いたのはチェルシーの星か恋々の矢か、まあ万が一7753本人に掠った時の危険性を考えるとチェルシーの星かなーと思ってたら8話でチェルシーの星だったということがわかりました。というかゴーグル奪取自体だいぶチェルシーの独断でしたね。

 

パステルメリー


 不在。

 

ネフィーリア


 不在。グループ単位で潜まれると本当寂しいな!! そういえばネフィーリアの魔法活躍の機会ってだいぶ限られてる気がしますが作中でまたあの魔法が披露されることはあるんだろうか。

 

 

再登場魔法少女たち+α

 

 まずはやっぱりクランテイルさんについて。クランテイル視点ってこれまででかなり読める機会の少なかった(「クランテイルさんの友達」/「ペチカ、秋の味覚を想う」の二編のみ。後者に関しては魔法少女育成計画スクールカレンダー特典小説なので未読の方もいるかもしれません)すごく希少なもので、あーもう嬉しかった……。いつだって新しい立場の視点が読めることは至上の喜びです。

 

 クランテイルがこの段階の時間軸で何を考えて「魔法少女」をやっているのか、それを知れたこともまたすごくすごく嬉しかった。クランテイルさんにとってのrestart事件の記憶は惨く苦しく、しかし確実に彼女の魔法に成長をもたらした出来事でした。

 彼女が「身を隠す者」について振り返るシーンは、当のメルヴィル本人が動物の聴覚を活かせないクランテイルの魔法を軽視していたことも踏まえて感じ入るものがあります。どちらかというと「クラムベリーの子供達」らしさが少ない方の子供達であるクランテイルさんが珍しくクラムベリーについて振り返っているのもよい。ただ音楽家の聴覚について伝聞形であるあたりクランテイルさんは音楽家と直接対決はしなかったのかな。

 

 彼女の魔法に関しては一度記事を書いているクランテイルさんと動物園に行こう - すふぉるつぁんどのですが、やっぱりクランテイルの魔法が最も生かされる活用方法といえば昆虫変化ってことになるんですね……。予想の範疇ではあったものの、ドラム缶サイズの蛾の胴体と描写されるとペチカではなくても血の気が引きそうな。

 自分の身体が昆虫に転化しても平然としていられるクランテイルさんは(勿論ふつうの感性をもった女の子ではあるとわかってはいるのですが)やっぱり少し異質というか……すごい。どういう感じで知覚しているんだろう。


 袋井魔梨華もそうですが、明らかに人間ではない生物に足を踏み込んだ魔法少女がその身体を想うままに動かしているところは素直に胸がときめきます。そういえば今更ですが自分は現在のクランテイルについては通常はグレートドラゴンには変化できないものとほぼ断定して考えています。

 

 しかしそんな素敵魔法少女視点も長くは続かず。クランテイルさんは魔力が尽きまして変身が解け尾野寧々さんに戻ります。ここの負傷描写痛々しかった……。魔法少女と比較しての人間の貧弱さを改めて噛みしめます。というか寧々さんでこんなことになっててほんとメイよく無事だったな。

 寧々ちゃんの野犬ファイトについてはハラハラしつつもさすがにさすがに今話は大丈夫でしょ……と念じ(祈り)ながら読んでる感じでした。いやほんといつ死んでもおかしくない極限状況ではあるんですけど。

 8話を見た後だと、泉の女神と野犬は存在こそ違いますが問答無用で襲ってきたり神出鬼没だったりするあたりがどうも似た存在であるような気が……。双方ともどこか舞台装置感のある敵存在です。寧々ちゃん9話では無事な姿見られるといいなあ。

 


 続いて統太くんについて。統太くん、8話でもそうだけど健気さがすごい……。読んでいて知らず知らずのうちに応援してしまう。この島でほぼ唯一の魔法能力を顕現していない存在であるところの彼ですが、島がこんな環境になっている現在だと灰色の実を食さずとも健康でいられるところはむしろチーム内での良いポイントになっているような気がします。彼は彼できっちり役割を果たしているというか。

 アグリに属していない魔法少女では推定最大戦力であろうマーガリートさんと図らずも別行動になって、マーガリートさんの護衛対象を一人分減らしているのも(意図的ではないにせよ)ナイスです。


 統太くん視点で描写されたナヴィおじさんの雰囲気は8話時点の彼の言動とそう大差はありませんでしたが、さて故マイヤさんに蛇蝎の如く嫌われてイオールから遠ざけようとされていたところのナヴィさんはどこまで本心で喋ってくれているんだろうか。

 彼はたぶんイオールの親との会話を推測する限り絶対に善人というわけではないのでしょうが、例えるならCQ天使ハムエルさん的なビジネス重視で色々やってる方なのかな。ラギを囲っておきたいあたりの思惑はかなり本心っぽさを感じましたが果たして。

 

 

 さて続いてラギさんについてですが……やっぱりクラリッサちゃんが確保してたんですね。ラギとナヴィとの確執がここで明らかになりました。1話段階で書かれていた三賢人現身魔法少女システムに反発してたら周囲を切り崩されて孤立した――という出来事の実行犯が推定ナヴィだったのかな。結構重大な出来事のような。

 即ちナヴィさんは現身システム推進派の一人で実験場に携わってるきな臭い魔法使いってことになりそうですが、いやーナヴィさん周辺の人がエルジーナお姉ちゃんの一人や二人擦り潰してても全然びっくりしないなこれ。

 

「どうせ仲良くなろうったって仲良くはできないでしょ、おっさんもおじいちゃんも。だったらお互いに利用してやろうと思ってればいいじゃない。ただただ仲違いしてるよりそっちの方がよっぽど健全だし、それにオスク派の役に立つよね」というクラリッサの考え方は好ましいなあ。こういう多少ドライなところがあるからこそナヴィさんとやっていけてるのかもしれません。

 

 言い方的にクラリッサちゃんはオスク派魔法少女なんだろうか。しかし思い出してみればクラリッサさんって人間体はほぼ小学校中学年以下みたいな方だったように思いますが、それにしてはすごい派閥に身を置いてるというか、更に言えば考え方が老獪というか。小学生はませてるなあってことなのか、外見年齢と実年齢が伴ってない系のお方なのか……。(そういえば尾野さんも4話にて七谷さん視点で「体格は中学生かそれ以下」という描写をされていますが、彼女の年齢は順当に行けば一応現在高校一年生です。精神的にはぐっと逞しくなった尾野さんですがあまり身体的成長はしなかったっぽい……)

 


 次は8話での生存が危ぶまれているジョン・シェパーズパイについて。付き合い浅めなメリー・チェルシーの両名をそれでもしっかり心配しているの本当に感性が一般人的で優しくていい常識人だ。シェパーズパイに死なれるの悲しいのでどうにかなっててほしいですね。8話ではわりと深刻そうな幕引きでしたが。


 最後の77マナメイについてはいつも通りですねというか万事いつも通りすぎる。メイは風に乗る魔法少女な分大気中の匂いに敏感だったりするのかな。マナさんはマーガリートさん相手にはだいぶ突っかかる片鱗が7話で既に見えてますね。気心の知れてる表れなのか、ストレスを感じてる所作なのか……。

 7753は360度プライバシー侵害魔法であるところの自分の魔法に本能的忌避感でも持ってるんだろうか。もうかなり非常事態なのでゴーグル常時着用してても問題なかったのではと思いますが、まあチェルシーに見つかってからになっちゃうと装備できないのも仕方ない。


「ゴーグルが無い、というのは、まるで半身がない、ひょっとするとそれ以上のものを失ったかのように心もとない」というのはちょっと面白い描写ではありますが、しかしアイテム系魔法少女的にはアイテムの欠損に不安を覚えるのは共通の思考だったりするのかな。こんな7753から長期間ゴーグル没収した上に改造加えたお嬢は酷い。

 7753のゴーグルがあれば犯人不明の怪事件も瞬間解決だろうしどうやって魔法封じてくるんだろうなーと連載開始時点に思ってたら物理盗難でした。最終的には手元に戻ってくるといいですね。

 


 というあたりで7話感想はおわり。breakdownを物理で読みたいなと最近毎日のように思っています。breakdown買いたい……。