すふぉるつぁんど

主に遠藤浅蜊著「魔法少女育成計画」シリーズについて書き残していくブログです。

第3回まいにち魔法少女を終えて

 

 第3回まいにち魔法少女もなんだかんだで終了しました。やっている間は次に書く魔法少女のことで楽しく頭が一杯だったので、今日改めて記事を通しで見返しました。記事が多かった……。

 というわけで「黒」の登場人物欄で紹介された17人の魔法少女について振り返った上での感想、その他諸々など。

 

 

 まず今回の記事について、魔法少女のビジュアル的可愛さについて触れ損ねることが多かったなあと思い反省です。

 ライトニングのでんでん太鼓が好きとかアーデルハイトの肩の棘はライトニングを背負う時突き刺さったりしなかったんだろうかとかライトニングもアーデルハイトも枠組としては紫電なのに紫のアプローチが全然違ってて素敵とかサリーのかなり際どいシースルーに気づいた時は声が出たとか出ィ子の口紅がオレンジでかわいいとかクミクミのごちゃついた装飾がいかつくて好きとかカナが上履き履きつぶしてるの好きとかドリル・ドリィのフリルつきハイレグ・アーマーが好みすぎるし正真正銘巨大武器持ち魔法少女なのもいいとかそのへんをガッツリ書き漏らしました。今多少取り戻しました。

 

 「黒」全体の感想としては、カルコロの回でも触れましたがとにかく不協和音的「気味の悪い」描写が多いなあという感じでした。そのうえで面白かったり熱かったり妄執的だったりする展開が乗っかってくるので、気味悪さを一回横においた上でどんどんキャラクターに感情移入してしまう。怖いのにもう好きになってしまっており怖い。

 それでも「黒」の感想を書くとなると、どうしても次巻を想像するとか不穏に怯えるとか、その辺の要素が相対的に強くなってしまいました。まあ話としてどう見ても終わっていないというか、(前編)と書かれていないのが不思議なほどの次に続くっぷりなので仕方ないところもあるんですが……。

 

 restart(前編)とかlimited(前編)とかを読んだ時は、一ヶ月後の後編を待ちながら次巻への期待不安や気になる描写などを頭の中で考えるだけでほとんど済ませてしまっていたのですが、「黒」ではこうして拙くもある程度ちゃんと言語化できてよかったです。一先ず次巻に備える姿勢が取れました。次に読む遠藤先生作品は多分「帝都異世界レジスタンス」なので姿勢全部崩れそうなんですけどまあそれはそれで……。

 

 ただ全てにおいて文章にして感情を整理したかといえばそうでもなく、例えばQUEENSから多少の時間が経過してても未だに廃人っぽいシャドウゲールのことなどは特に何も言語化整理を終えていません。はい……。

 登場人物欄にいない魔法少女なり人間なりについては思いっきり書き漏らしがちになってしまう。この辺も時間があればまいにち魔法少女号外的な形かなにかで書いて残しておきたい……です。初読時の記憶が残っているうちに。

 

 

 「黒」の続き、そして帝都異世界レジスタンスは勿論勿論楽しみですが、breakdownの続きやベストバウトの続き、質問コーナー、ひょっとしたらクリスマス短編なども……楽しみにしています。あとはrestartコミカライズの連載再開とか……。

 

 気が速くも2019年の振り返り気味にはなりますが、今年は本当に……魔法少女育成計画関連での嬉しいことが多くて、幸せすぎる一年間でした。中でも電子書籍は生活が激変する勢いの大事件でした。

 今回の感想も、PCで電子書籍版「黒」を再読したり検索したりしながら書いていましたが大変捗りました。検索機能は最高です。キューティーヒーラー視聴者魔法少女はどのくらいいるのかとか、「クソ」が作中で何度使用されているかなどを調べられる。物理本を購入されている方も是非電子書籍魔法少女育成計画の導入をオススメします。

 

 ちょっと最後は電子書籍についての話になりましたが、第3回まいにち魔法少女の総括は以上です。今回も書いててすごく楽しかったり書くにあたって初めての気付きなどがあったりして非常にいい経験でした。ではまた。