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すふぉるつぁんど

主に魔法少女育成計画について書き残していくブログです。基本的に生き残り魔法少女は全員熱烈に応援しています。平気でネタバレをやります。

魔法少女育成計画コミカライズ感想 1話

 
単行本1冊を漫画2巻にギュギュッと濃縮した魔法少女育成計画コミカライズ。
3月24日に2巻(最終巻)が発売されまして、喜んで購入しました。
 
 
いろいろ思うこともあったりしましたが、通して楽しく読んでました。
漫画単品としても見どころが多かったです。このシーンは絵になるとこうなるのか~という驚きや、漫画版オリジナルの展開に原作読者ながらハラハラしたりなど。
 
 
コミカライズが決定したことにより世に公開された魔法少女達の情報が多いこともとてもとてもうれしかったです。漫画版でしか外見特徴が公開されていない無印魔法少女数名のビジュアルは必見。
  
2巻という恐ろしい程の狭い枠の中で生き、戦い、死んでいく魔法少女達。
漫画用にチューニングされた江戸屋ぽち先生版「魔法少女育成計画」の感想をつらつら書いていこうと思います。
 
 
 
とりあえずこの記事では1巻(episode1~5.5)の感想を書こうと思っていたのですが、あまりにも1話感想が伸びたので開き直って1話ずつ記事にすることにしました。
文章を簡潔にまとめる能力が非常に低いことを自覚しています。覚書のつもりなのですみません。
 
 
 
魔法少女育成計画 (1) (カドカワコミックス・エース)

魔法少女育成計画 (1) (カドカワコミックス・エース)

 

 

 素晴らしい1巻表紙。澄んだ青と背後にちらつく瓦礫がいい具合に魔法少女の可憐さと不穏さを表現していると思います。

2巻完結と知っていれば既に2巻のカラーとメインに立つ魔法少女が予感できる気がします。

背後に控えた7人の魔法少女達も可愛い。個人的には光の無い眼のハードゴア・アリスちゃんと大剣を構えたラ・ピュセルが好きです。

 

episodes1感想

 

2巻まで全話を通して、一番衝撃的だった話といえばやはり1話でしょう。

なにせ1話まででルーラ脱落まで進む。おかしい。

 

流石に展開巻きすぎだよなあと今でも思います。無印の全ページ数換算で言うと、ルーラ脱落はおよそ本編の4割進んでからの出来事のはず。巻き展開の結果として色々な要素がなくなってたり、原作通りの展開だとしても細部が変化していたりしてます。

 

 

コミカライズの感想なので(そして自分がいろいろ肯定的に楽しみたいと思ってるので)、原作と一つ一つあげつらって悪いように比較……ということはあまりしたくないなあと思ってるのですが、「原作通りの話の展開」を期待していただろう読者にとってはこの1話はかなりショッキングだったのではないかなあと思います。

特に一年以上コミカライズを待ち続け、連載開始と同時にコンプエースを購入して、リアルタイムで追いかけていた読者などは。

 実際、インターネット上での1話の反応はあまり思わしくなかったように記憶しています。

 

多分リアルタイムで1話を読んでたら当時の自分は相当落ち込んでただろうなあと容易に想像がつくので、

1巻で初めて魔法少女育成計画コミカライズに触れて、1話以降の展開をどんどん読み進めて、相当悪評聞いたけどあれっ面白いな!?と思ったことについては却って良かったのかもしれません。

 
 
 
まあそれはそれとして感想。
 
冒頭カラーページ。亜子ちゃんとスノーホワイトの出会い。
「どうしてあの白い魔法少女はあんなに思い詰めた表情をしていたんだろう」のシーンですね。ここは原作とは百八十度違った展開です。
 
原作で亜子ちゃんが出逢ったのは、亜子の母を思い出すような、楽しそうで幸せそうな笑顔のスノーホワイト
コミカライズの亜子ちゃんが出逢ったのは、ねむりんの死を経て、デスゲームに巻き込まれてしまった以降の、死に怯える魔法少女スノーホワイト
 
これは以後のハードゴア・アリスのありかたに大きく影響したのではないかなあ。
原作の亜子が「自分を必要としてくれる誰かがどこかに居るのかもしれない」というスタートを切ったことに対して、コミカライズの亜子は――そういう不特定の「誰か」志向の気持ちは少なかったのではないかと思います。
このあたりは2巻の感想につなげます。
 
 
 
さて人助けとして亜子ちゃんに鍵を渡した直後、切迫した表情で人助けをするラ・ピュセルスノーホワイトの二人。なんやかんやあり師匠のねむりんは回想にて脱落してしまってました。切ない。
 
このねむりんの脱落方法もまた度肝を抜くもので。
ねむりんは従来の心臓麻痺ではなく、恐らくは鼻と耳から血を噴き出して血だまりの中に倒れます。無印では静かに退場し、後日自分が死んだことを理解しないままぽやぽや笑顔で夢の世界を漂っているねむりんとはあまりにもかけ離れたイメージ。
 
怖い。
コミカライズねむりんがこうなるこの日まで、ねむりんという名前の魔法少女には一切の直接的な出血はなかったのです。
驚くと同時にグッと心を掴まれて引き込まれたのを憶えています。一度原作で読んだ魔法少女の死に、再度怯える日が来るとは。
 
 
それはそうとコミカライズねむりんの可愛さはとても素敵です。原作の少女感ばりばりなぽやっとしたねむりんよりも些かしっかり者であるような気配があります。
「せんぱい魔法少女」というひらがな表記がとっても可愛い。「ないんですヨー」可愛い。八重歯、アホ毛。かわいい。
自分の中には無いねむりんだっただけに、うーん脱落が切ない。
 
 
 
あとそうだ、ラ・ピュセルの一人称が「私」から「僕」に変化してます。
多分この世界のラ・ピュセルはそこまでなりきりガチ勢ではないんでしょう。それでも「低俗……!!」とか「たとえこの身が滅びようとも~」とか「どこぞの魔法少女よ」とか言っちゃうので、きっと半なりなんだとおもいます(非常に語弊のある言い方)
 
 「意識の低い魔法少女」ってなんやねんというそれはともかくとして、たまの掘った穴に落下しかけて髪が舞い上がるラ・ピュセル、間一髪で剣を巨大化させて踏み止まるラ・ピュセル、鞘を巨大化させて天使をぶん殴るラ・ピュセル(多分あれ鞘ですよね)かわいい。小柄なスノーホワイトとの身長差が大変に素晴らしいです。
 
 
 
そしていよいよルーラ様の登場です。あー可愛い。
廃寺なんですけど床がきれいに磨かれてたり、鏡が置いてあったりするのはルーラ様ひいてはミナユナスイムたまががんばって居心地よくしてるんでしょうね。
ルージュを引き直して髪を整えるルーラ様、良い……こういう描写がとても嬉しい……。
 
 
コミカライズルーラチームは表情が豊かだったり感情が豊かだったりして可愛いことこの上ないです。ミナユナを間違えちゃうルーラ様かぁ……。
 
ミナユナは現実世界でもデフォルメ頭身といういっそ恐ろしい魔法少女でした。しかし二人並んでルーラ様をからかったりクロスキックしたりけたけた笑ってる様子がとてもかわいかったです。
 
そしてたまちゃん。たまはもうほとんど全てのコマにわたってどうしようもないくらいに可愛くて困りました。泣き顔も笑顔も困ってる顔も可愛い。コミカライズを読んで自分がすごく嬉しく思ったのはたまの魅力に気付いた事です。
 
スイムスイムは後述。
 
 
 
魔法の変化について。ルーラ様の魔法が「目の前の相手に何でも命令できる」という意味では変化していないものの、「ルーラの名の下に命ずる」を省いても構わなさそうなのできっと利便性で言えば原作ルーラ様よりもマシです。
ルーラ様は魔法は言うまでもなく、口調がアレだったり性格がアレだったりでかなり改変されてますね。
「うちのチームから脱落者が出ないことを祈る」ならマジカルキャンディーを均等に分配してやればいいじゃん!!と思うんですけど、自分のプライドを守るのと肉壁を死なない程度に養うのの中間点あたりがあの選択だったんでしょうか。
 
 
 
しかしまあルーラ様のがんばりも、メアリ打倒への野望も、スイムスイムが全部持って行ってしまうのですが。
 
スイムスイム。
スイムスイム!
コミカライズを通して1番か2番目に変化があった魔法少女なのではないでしょうか、というところのスイムスイムです。
この変化は結構賛美両論あるのではないかなあ……。自分は別世界のスイムスイムだと思ってるのであんまりこう このスイムスイムもかわいいなあ~で済むんですが(太平楽
 
まあとにかく眼にウサギマークのコミカライズ版スイムスイムちゃんはわりと楽しそうにルーラ様を手に掛けます。涙は見せない。
「言ったこと!!」のコマや、「大丈夫…ルーラは死なない…」のコマなど、自然に心から笑えてるっぽい柔らかな笑顔が印象的です。
以後も暴虐無人の暴れまわり方をするので要チェックですね。
 
 
 
ラストのラストにちょろっとシスターナナ、ヴェス・ウィンタープリズン、リップル、トップスピード、クラムベリーが登場。まだハードゴア・アリスは魔法少女チャットに登場していなさそうです。
このコミカライズ版16人の魔法少女のデフォルメアイコンもかわいいですね。たまちゃんとメアリがとてもかわいいです。
 
 
クラムベリーさんは楽しそうで良いです。
「スイムスイムはどうしてルーラを陥れたぽん?」の「どうして」は方法ではなく動機の話だと思います。コミカライズファヴはギュルギュル言いながら回る。
 
 
 
 
以上。ちょっと本当に長くなりすぎました。久しぶりに毎日更新で11日間で感想書けたらいいなと思います。なんと10日後はrestartコミカライズの公式発売日らしいのでキリも大変よろしいことですし(完全に偶然)
というわけで明日はepisodes2の感想を、さすがにここまで長くなりすぎない程度にがんばります。