すふぉるつぁんど

主に遠藤浅蜊著「魔法少女育成計画」シリーズについて書き残していくブログです。

まいにち魔法少女131日目:スノーホワイト(白)

 

 本日のまいにち魔法少女です。

 今日はスノーホワイトです。うおお……スノーホワイト! 次巻「赤」の表紙魔法少女であり、スノーホワイト・サーガの主人公です。長いです。以下感想。

 

 

 スノーホワイト。初登場は第一巻の「魔法少女育成計画」。この人も随分遠くまで来たなあという感じですが、「白」では事件の中心たる梅見崎中学校へ、カナに次ぐ新たなる「転校生」として年齢を偽って潜入しています。通学路は家-電車で2駅-門-監査部門-学校というルートで通っているらしい。乗り換え多くて大変そう。

 前のエントリでも書きましたが。無印では中学2年生だったスノーホワイトが、巡り巡って推定高校3年生(無印中2秋→restart中3秋→(無印エピローグ)→limited高1秋→(JOKERS)→primula farinosa高2任意の始業式 →(ACES,QUEENS)→「黒」高3 GW以降)の今になってもう一度中学2年生というロールを演るというのは、やっぱり印象的なことではありました。

 高2の時点で既に全然通学していなかったらしいスノーホワイトですが、今更またクラス単位での集団行動をやる感慨などはあるんだろうか。授業態度はクラスメイトの中では比較的真面目そうではありましたが。

 

 ただ、今やスノーホワイトはそんじょそこらの学生ではなく。2年F組では知らぬ者のいない、クラムベリーを打倒したもの[要出典]  であり、教科書の中の人物であり、織田信長徳川家康スノーホワイトです。遠くまで来たなあ……。

 凄まじい経歴でありつつ、またしても意図しない英雄的ポジションを押し付けられている彼女ですが、クラスでは大人しく談笑して周囲に溶け込んでいたり、漫画の話や袋井魔梨華の失敗エピソードで中学生達と仲良くなったりしています。

 転校してきた学生生活の中で、テティからは級長の座を奪われるのではとビビられたり疑われてたり、メピスからは「心の声聞くらしいけどさ、話した感じあんま大したことなさそうなんだよな、あいつの魔法。なんならカナの方がやばくね?」*1 としっかり見くびられてたり(カナの方がやばい可能性は全然ある)、カナからは遠慮なく倒してほしいとか思われてたりしてて、プシュケからは毛嫌いされ、ライトニングはあんまり強くなくてがっかりされつつ記憶を消されており、ハルナからは魔法少女学級という神輿の上に座るべき存在だと思われています。好き勝手に色々押し付けられている。こうして振り返ると本当に好き勝手すぎる……!

 

 

 スノーホワイトはずっとそうですね。言ってしまえば無印の頃から思いを背負い込んできた人です。どちらかというとポジティブな「託す」ような感情については、スノーホワイト「彼女達から渡されたバトンを持っている限り、スノーホワイトは歯を食い縛って前進しなければならない」*2 という(つらい)言及をしています。

 

「もう嫌だ」
 スノーホワイトは立ち上がった。うるるは右手をサイドボードから離し、掌を広げ目を落とした。火傷は負っていないかった。思わず確かめてしまった、それくらいの熱を感じた。
「なんで私なら助けてくれると思うの! どうして!」

[…]

 「勝手なイメージを押しつけないで。もう嫌だ。私は。なにもかも」*3 

 

 ただスノーホワイトは、これまでもそうして「前進」し続けてきた結果、精神的な限界をQUEENS(洗脳前)で既に一度迎えて爆発しているという限界限界状況にあります。そこからうるるに活を入れられて立ち直りはしたのですが。その直後にプク様がやってきてしまってもうQUEENSはめちゃくちゃでした。

 もう敵対者でない感情さえ当時のスノーホワイトには抱えきれないような状態になっていたのに、なお悪いことに、彼女に纏わりつくのは「前に進ませる」ような感情に限らないんですよね。ろくでもない人々からろくでもない思いを向けられたりもしている。その結果、スノーホワイトの行動原理も相俟って、彼女は至極苦しいシチュエーションに身を置く事が多かったように思います。全知全能たる電脳世界の神と対峙したり、犠牲者の心の声を聞きつつそれを黙殺したり、悪役にめちゃくちゃ執着されたり、三賢人に洗脳されて尖兵として大量の魔法少女を死ぬような目に遭わせたり実際死なせたりしています。

 特に最後のQUEENSでの事件は、スノーホワイトの心に今でも傷を遺しています。

 

 スノーホワイトは頭を抱えて叫びたかった。プク・プックに操られていた時のことを嫌でも思い出す。魔法で操られていたとして責任を問われなかったとはいえ、多くの犠牲者が出た。一人一人の心の声が今でもスノーホワイトの中に反響している。*4

 

 というわけで、これ! この描写!! これは……自分がQUEENSでどうしても見たかったものです!まいにち魔法少女93日目:スノーホワイト(QUEENS) - すふぉるつぁんど

 QUEENS刊行当時はスノーホワイトが(洗脳されていたとはいえ)「自分の手でやってしまったこと」を振り返る描写が一切なかったことが自分はかなりかなりかなりショックで、割り切るにしてもその手前の1ステップは書かれていてほしい……と強く想っていたので! かなり後回しになりましたがこうして普通に最悪な記憶であることが読めてよかった。よかったか?

 

 QUEENSでの出来事は、「今でもスノーホワイトの中に反響」しています。しかしスノーホワイトがそれを言語化したのはこの「白」になってからでした。だいぶ遅まきに言及が入っている。

 スノーホワイトのこういうズレというか時差は……実際のところ、今回に限ったことではないんですよね! スノーホワイトは事件の中では己の感情を殺し、後からそれを苦く振り返るような挙動を多く見せています。QUEENSエピローグとの感情描写の入れ違いもその一環だったのではないでしょうか。

 

 JOKERSでもスノーホワイトは、研究所の中では一旦自分のネガティブな感情を封じ込めた上で、すべてが一段落したエピローグに至ってやっと後からそれを振り返っています。それは魔法少女暗殺計画」でも同じです。

 戦闘中のスノーホワイトは、怯える自分、そんなことはやりたくないと嫌がる自分を封じ込めることで無理矢理にでも戦い続けていました。今のスノーホワイトにとって、自分の弱味となること、傷、歩みを鈍らせるような感情を一旦押し殺してしまうのは、彼女の常套手段のようなものです。

 QUEENSでの事件はあまりにも途方もないもので、あれほどまでの洗脳体験もきっと初めてで、スノーホワイトがこれまでで受けた精神的な衝撃の中では最も大きなものだった……からこそ、QUEENSエピローグ時点のスノーホワイトはまだ「前に進む」ことだけを優先し、自分の痛みを凍結させていたのではないでしょうか。あのエピローグのスノーホワイトは、本当に、異様に、前向きだったので……。

 

 

 しかし、読み応えさえ歪むほどの感情の発露の遅延というのは壮絶です。なぜそんな異様なことになってしまったのか。それについて考えるには、スノーホワイトの始まりまで遡る必要があります。

 無印の時点に立ち返ると、スノーホワイトは最後の最後まで「選ぶことができなかった」魔法少女でした。それは、「自分は何をしたいのか」ということを、無印中のスノーホワイト自身がわからなくなっていたせいではないかと思います。周囲の環境の変化や魔法少女というイメージの崩壊、何もできない自分への自己嫌悪、全てが「自分自身」を揺らがせる。自分で自分のことがわからなくなっていても不思議ではありません。

 そこに対して、無印でのリップル誰がなんと言おうとスイムスイムを殺すというとんでもない「自己の選択」スノーホワイトに突きつけて見せました。その是非はともかく、それはリップルが「自分自身」をしっかと持っているからできる行動です。だからこそ、スノーホワイトはそのリップルの姿を見て「違う。リップルこそが魔法少女だ」と感じます。

 

「次は……選ばなかったことを後悔するんじゃない。後悔する前に自分で選ぶ」
 誰にいうとでもなしに呟いた。*5

 

「選ぶ」こと。それはスノーホワイトの最も大きなテーマであるように思います。

 しかし、選ぶというのは確固たる自己を持っているからできることです。スノーホワイトは選ぶことができる魔法少女となるにあたりまず「強さ」を求めましたが、それ以前に「自分自身」がないものは力を持っていたとしても流れに巻き込まれ、選択できず、状況に振り回されるばかりです。

「選ぶ」ためには、それを可能とするだけの強さと、選択を下す確固たる自己の両方が必要だと自分は考えます。

 

クラムベリーのような魔法少女がいたら、その行為を止めたい。次に出てこないために予防もしたい。人間世界の大きな揉め事にも積極的に介入していきたい。そのためにはどうしても強くならなければならない。*6

 

 これが「スノーホワイト育成計画」当時のスノーホワイトの行動原理で、実際に彼女は力も精神面も共に「そう」なります。魔法少女狩り」と呼ばれる魔法少女、東奔西走して悪を打倒し摘発する魔法少女に。

 リップルと共に修行を積み、フレデリカを打ち倒し、戦闘能力としての強さは求めるほどに身についてはくれる。しかし選び続けるための「自己」は、力のように育っていくものではありません。むしろスノーホワイトの道のりを見ていると、彼女の「自己」の一部、本当の一番最初に姫河小雪が持っていた核はすり減っていくばかりのように思います。

 

 心の中の姫河小雪が、怖い、怖い、と啜り泣く。リップルより遅い、リップルより弱い、リップルより怖くない、と叱咤し、スノーホワイトは動いた。*7

怖い。恐ろしい。逃げ出してしまいたい。でも逃げることはできない。なにもせず泣いているだけのスノーホワイトはもういない。いなくなった。奥歯を噛み締める。もう、後悔はしない。*8

 恐怖心を押し殺そうとしても限界がある。動かなければ自分の望む魔法少女になれないまま死ぬ、という更なる恐怖心を注いで身体を動かすための燃料にする。*9

 誰かを後ろから殴りつけるのも、[…]、殺し合いをするのも、なにもかも、やりたくないことだった。魔法少女のすべきこととは思えなかった。それでもやらなければならなかった。これからもやらなければならないことだ。*10

 

 強いスノーホワイト。選び続けることができるスノーホワイト「やりたくないことだってやる」スノーホワイト。彼女はそれに「なった」。それを自己とすることで、スノーホワイトは選び続ける力を手にしました。

 ただそれは健全な手段とは言えないもので、無理矢理に成立させた虚像です。泣いている姫河小雪を叱りつけ、過去のスノーホワイト「いなくなった」ものとして処理している(ここで、暗殺計画の「(泣いているだけのスノーホワイトは)いなくなった。[…]もう、後悔はしない」と無印の「後悔する前に自分で選ぶ」が一つの流れとして接続されている。つまり、弱いスノーホワイトがいなくなることが選択行為と結びついている)

 自分の一部がそう簡単にいなくなるはずなんてないのに! ただそこまでしなければスノーホワイトは戦い続けることができなかった。でも……それは一時的には凌げても、どうしたって無理があるやり方です。魔法少女の屈強な精神といえど限界というものがある。

 

 QUEENSの出来事への言及がここまで時差を伴う時点で、スノーホワイトの在り方はもう相当破綻に近付いてるのでは……と自分は思います。

 他人の心の声を聴いて戦い続けてきたスノーホワイトが、自分の心の声ばかりは押し殺して聞こえないふりをしている。それは過去の出来事ではなく、「白」でもなおそういう描写があるんですよね。

 

 小雪は一人冷めていた。周囲から浮かないよう楽しんでいる風を装いながら、内心は寒々としていた。彼女達が眩しく、羨ましかった。
 きな臭くなってきた魔法少女学級を探るべく監査部門から送り込まれたのであるわけだから、捜査が第一で学校生活を楽しむ気はなかった。しかし、気付けば姫河小雪がクラスメイトと談笑しているし、心から笑っている気さえする。そんな時は慌てて気を引き締める。*11

 

 スノーホワイトの中の、「姫河小雪」はいなくなってなんかいない! 楽しそうな中学生たちを見て絆される小雪は、それこそ中学2年生の時から彼女本人に押し殺され、いないものとされてきた小雪の一部なのではないでしょうか。

 小雪本人によるものとは思えないような「気付けば姫河小雪がクラスメイトと談笑しているし」というかなり他人事めいた言及は、スノーホワイト/姫河小雪がこの小雪を自分の奥底に封じ、「スノーホワイト」から切り離してきたことを示す証左のように感じます。そこで慌てて気を引き締める小雪……。

 

 いよいよ来る「赤」にてスノーホワイトの物語」が完結するのであれば。このスノーホワイトの内面における状況が、「赤」で何らかの進展を見せてほしい……。だってこの精神状態、今更な話ではありますがどう考えても健康的ではない!

「選ぶこと」スノーホワイトのテーマであるという前提の元の話ですが。スノーホワイトがこの「姫河小雪」を無いものとしない上で、自分自身の心の声に耳を傾けた上で、そうして下す「選択」が見られたら……いいな! と自分は思っています。

 

幸子の首を切り裂き、走り去ったリップルの心の声は、もう二度とスノーホワイトに会うつもりはない、というものだった。そんな勝手なことはない、というのにもリップルにまず会わなければいけない。*12

 

 いやそれだけじゃなく全然他にも見てみたいものがあるというか、スノーホワイトの物語というのはリップルの占める面積がどうしても大きいので、やっぱりリップルとの関わりも猛烈に見たいものとしてあるんですけど! しかしその辺りはあまり……しっかり考えたくない! 怖いので!!

 というか表紙がよくない!スノリプ的に……よくない!! 「白」でのスノーホワイト「そんな勝手なことはない」リップルに言いたい様子なのに表紙見たらそれ最終的に言うのリップルじゃない!?!? という不安感が、すごい!

 なんかこれまで書いた全部はそれはさておきでスノーホワイトリップルがコンビで魔法少女活動してるlimited以前の日々が戻ってきてほしいんですけど(次点でその楽しい期間を読みたいんですけど)という思いがある。ダメですか!? ダメかな……。

 

 

 無印から通しでのスノーホワイトのテーマなど壮大なことを考えていると……つい現状の大変さを忘れそうになる。しかしながらスノーホワイトを取り巻くいまの状況は本当に大変です!

 自分の心の声を易易と開示してみせたハルナはやはり「精神防御の魔法」で自分の目的を隠蔽していて(サラッと書かれてはいましたがこの技術が一般化したらスノーホワイトいよいよ詰むと思うしついに精神干渉系魔法のメタが回ると思う。今のところ一生メタ来てない)、中庭でもうやりたい放題やってるし、スノーホワイトの直感力ではどうしてもやはり中学生ズがホムンクルス化してるところまではわかりきれていなかったし、その間に犠牲者増えてるし、ライトニングは大増殖してるし、フレデリカが差し向けた刺客達には明らかに「力」で劣っている。

 

 林檎が投げ入れられる前に心の声が聞こえてきたが、これ以上反応はできなかった。注意喚起の時間もなかった。敵は一様に素早く、魔法を含めていてさえスノーホワイトの反射神経ではなんとかついていくことしかできていない。*13

 

 うう……。単純なフィジカルとしてのスノーホワイトの限界を感じる。反射神経以上の動きをされるとスノーホワイトにはだいぶ為す術ないんですよね。そのあたりはQUEENSでデリュージが言及していた明確な弱点でもあります。

 それだけでなく、最終局面でもプリンセス・ライトニング集団の心の声に対応できず「みんな気を付けて。なにか……これは」*14という要領を得ない警告しか飛ばせていない(それはそう)。色々と限界での戦いとなっている印象が強いですが、さあ最終決戦はどうなることだろうか……。

 

 

 そう、最終決戦です。上でも言及しましたが、「赤」では、無印から足掛けほぼ11年半続いてきたスノーホワイトの物語」がいよいよ完結することになります。彼女の物語はいったいどんな終りを迎えるのでしょうか。

 今は中学校に潜入して中学生達に混ざっているスノーホワイトですが、彼女のこれまでの血の滲むような道のりの過程でたくさんの事件に関わってきただけあって、その関係者は中学校の外側にも数多く居ます。

 近しい陣営として動いているプリンセス・デリュージは一度殺されかけたのにスノーホワイトを尊敬し重んじていますし、マナうるるは中学校に向かおうとしているようですし、ダークキューティースノーホワイト近辺に出没することで知られています。

 袋井魔梨華/真理子は姫河さんの学校の教師をしていますし、リップルは相変わらずスノーホワイトを想っています。スノーホワイトの依頼でテプセケメイは彼女のお供となり、その保護者たる7753はメイがついていくのを心配しつつも止めようとはしませんでした。

 ピティ・フレデリカも現身となったところでスノーホワイトに執着していることに違いはないでしょう。「なにかあれば、私を殺してください」という呪いをスノーホワイトにかけたシャドウゲールは未だ精神を失調しています。ファルは宇宙から戻って来られるのでしょうか?

 

 これだけの、というかこれどころではない数の人々がスノーホワイトと縁を持っている。スノーホワイトの物語が終わるとして、どのあたりまでが物語の中で語られるものでしょうか。スノーホワイトに強い関心を抱いているダークキューティーや、一時は相棒然として活動をサポートしていたファルなどは、「赤」で訪れる「終わり」に(本人たちが)間に合うのか!? というところも……かなり気になっています。

 その辺りをやりきったのがQUEENS(次回持越し要素は数多くあれど)という印象だったんですが、QUEENSの決着がド派手だっただけに、そして当時のラスボスたるプク・プックがあまりに魅力的だったために、「赤」はどうなるんだろう? というワクワクドキドキ感が強いです。やっぱり最後はフレデリカと直接対決するような形になるんだろうか……。

 

 

 さて好きなセリフ。カルコロ先生に授業中指名された時の、

「ではスノーホワイトさん」
「クラムベリーの子供達、です」
「はい、その通り」*15

 ここツッコミ不在で好き。どんな設問だったんだよとなんてもの答えさせてるんだよの二重の言いたいことがあって未だにじわじわ来ている。

 

 好きなちょっとした描写。

 アーリィとドリィは創立祭についてよくわかっていないらしく、左右からスノーホワイトに質問し、よくわからない言葉で問われたスノーホワイトはよくわからない言葉でなにかを教えている。*16

 これ。サラッと書かれてはいるけどスノーホワイトが魔法の国語を使用している! これは管理端末持ち(流石に今もう管理端末なのかな?)の特権とかなのか、スノーホワイトが魔法の国名誉住民として第二言語習得したのか。今のスノーホワイトならシャッフリンのキィキィも聞き分けられるのかな……。

 

 以上。表紙のスノーホワイトの笑顔見ると無性に不安になるのはなんでなんでしょうね。ではまた明日。

*1:遠藤浅蜊 魔法少女育成計画「白」P.47 宝島社,2022.2.10(ebook

*2:遠藤浅蜊 魔法少女育成計画「白」P.75 宝島社,2022.2.10(ebook

*3:遠藤浅蜊 魔法少女育成計画QUEENS No.571-582 宝島社,2019.8.23(ebook

*4:遠藤浅蜊 魔法少女育成計画「白」P.74 宝島社,2022.2.10(ebook

*5:遠藤浅蜊 魔法少女育成計画 P.261 宝島社,2019.8.23(ebook

*6:遠藤浅蜊 魔法少女育成計画episodesΣ P.208 宝島社,2022.4.8(ebook

*7:遠藤浅蜊 魔法少女育成計画episodesΔ No.2605 宝島社,2019.8.23(ebook

*8:遠藤浅蜊 魔法少女育成計画episodesΔ No.2662 宝島社,2019.8.23(ebook

*9:遠藤浅蜊 魔法少女育成計画episodesΔ No.2696 宝島社,2019.8.23(ebook

*10:遠藤浅蜊 魔法少女育成計画episodesΔ No.2757 宝島社,2019.8.23(ebook

*11:遠藤浅蜊 魔法少女育成計画「白」P.73 宝島社,2022.2.10(ebook

*12:遠藤浅蜊 魔法少女育成計画「白」P.210 宝島社,2022.2.10(ebook

*13:遠藤浅蜊 魔法少女育成計画「白」P.271 宝島社,2022.2.10(ebook

*14:遠藤浅蜊 魔法少女育成計画「白」P.299 宝島社,2022.2.10(ebook

*15:遠藤浅蜊 魔法少女育成計画「白」P.111 宝島社,2022.2.10(ebook

*16:遠藤浅蜊 魔法少女育成計画「白」P.85 宝島社,2022.2.10(ebook